転職の内定辞退をメールで伝える方法は?

転職の内定辞退をメールで伝える方法は?

転職の内定辞退は、採用担当者へできるだけ早くメールで伝えます。件名に「内定辞退のご連絡」と明記し、感謝とお詫びを添えたうえで、辞退する意思を簡潔に伝えるのが基本です。

入社予定日が近い場合や、すでに内定承諾書を提出している場合は、メールだけで済ませず、先に電話で連絡してからメールを送ると、より丁寧です。

転職の内定辞退をメールで伝える基本の流れ

内定辞退のメールは、次の順番で書くと要点が伝わります。

  1. 件名に内定辞退の連絡だと書く
  2. 宛名と自分の名前を記載する
  3. 内定をもらったことへの感謝を伝える
  4. 内定を辞退する意思を明確に伝える
  5. 理由を簡潔に説明する
  6. 迷惑をかけることへのお詫びを伝える

理由を詳しく書きすぎる必要はありません。「慎重に検討した結果」「今後のキャリアを考え直した結果」など、簡潔な表現で差し支えありません。

そのまま使える内定辞退メールの例文

他社への入社を決めた場合は、次のように書けます。

件名:内定辞退のご連絡(氏名)

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
先日、内定のご連絡をいただきました〇〇〇〇です。

このたびは内定をいただき、誠にありがとうございました。

大変恐縮ですが、今後のキャリアについて改めて検討した結果、今回の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このような結果となり申し訳ございません。
何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

――――――――
氏名:〇〇〇〇
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:xxxxx@example.com
――――――――

辞退理由を聞かれた場合でも、他社名や待遇の詳細まで伝える必要はありません。たとえば、「自分の適性や今後の方向性を考え、別の選択をすることにいたしました」と説明できます。

内定承諾後に辞退する場合のメール例文

内定を一度承諾した後に辞退する場合は、通常の辞退よりも早く、より丁寧に連絡します。すでに入社準備が進んでいる可能性があるため、メールを送る前に電話で事情を伝える方法も検討してください。

件名:内定辞退のお詫び(氏名)

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。〇〇〇〇です。

先日は内定のご連絡をいただき、また入社に向けてご準備を進めていただき、誠にありがとうございます。

大変申し上げにくいのですが、改めて今後の進路を検討した結果、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

一度内定を承諾したにもかかわらず、このようなお願いをすることとなり、誠に申し訳ございません。ご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げます。

何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

――――――――
氏名:〇〇〇〇
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:xxxxx@example.com
――――――――

内定承諾後の辞退は、雇用契約の成立状況や会社との取り決めによって確認が必要になる場合があります。書面への署名や入社手続きが済んでいる場合は、手元の書類や企業の案内を確認し、必要に応じて人事担当者へ相談してください。

内定辞退メールを送るタイミング

辞退すると決めたら、できるだけ早く送ることが重要です。連絡が遅れるほど、企業側が採用活動や入社準備を進めてしまう可能性があります。

営業時間外に送るときは、深夜や早朝を避け、翌営業日の始業後に届く時間を選ぶとよいでしょう。入社日が近い場合や、企業から至急の返答を求められている場合は、メールを待たず、まず電話で連絡します。

メールだけでなく電話を使ったほうがよいケース

次のような場合は、メールに加えて電話で伝えることをおすすめします。

  • 内定を承諾した後に辞退する
  • 入社予定日が近い
  • 企業から電話で内定を受けた
  • 入社書類の提出や研修参加を済ませている
  • 辞退の連絡を急ぐ必要がある

電話がつながらない場合は、留守番電話に要件を残したうえで、同じ内容をメールでも送ります。連絡した日時や担当者名は、後で確認できるように控えておきましょう。

内定辞退メールを書くときの注意点

辞退する意思をあいまいにしない

「少し考えたい」「難しいかもしれない」といった表現では、辞退の意思が伝わりません。「内定を辞退させていただきます」と明確に書きます。

長い説明や企業への批判を書かない

待遇、面接の印象、他社との比較などを細かく書く必要はありません。企業への不満を一方的に書くと、不要なやり取りにつながることがあります。

送信前に宛先と添付ファイルを確認する

採用担当者の名前、会社名、メールアドレスに誤りがないか確認します。内定辞退の連絡では、通常、履歴書などの個人情報を再度添付する必要はありません。企業から返却や提出を求められている書類がある場合は、指示に従います。

転職エージェント経由なら担当者にも連絡する

転職エージェントを通じて応募した場合は、応募先企業だけでなく、担当のキャリアアドバイザーにも早めに伝えます。企業への連絡方法や、返却が必要な書類について案内を受けられる場合があります。

内定辞退メールを送った後の対応

企業から理由の確認や面談の依頼が来た場合は、無視せず、簡潔に返信します。辞退の意思が変わらないなら、「検討の結果、意思は変わりません」と明確に伝えましょう。

最初に行うことは、内定通知書や承諾書を確認し、辞退を決めた時点で採用担当者へ電話またはメールで連絡することです。感謝、お詫び、辞退の意思を簡潔に伝え、入社日が近い場合は電話を併用してください。